プロフィール

紫陽花亭瓶輔

Author:紫陽花亭瓶輔
「清く正しく」より「美味しく楽しく」をモットーに
日夜、不規則正しい糖質制限とアルコール消毒に励む飲んだくれ後期ミュージシャン

目下の関心事:陽だまりのねこ、大衆酒場、コの字カウンター、落語、料理らしきものの捏造、男子投げやり、自炊、糖質制限、人生の断捨離、東京Swallows(順不同)

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越見南線

実は、鉄である
鉄ではあるが、すっかり錆び付いてしまったので
正確には元「鉄」になってしまうのかもしれない

元国鉄線は、あと数%で全線完乗を達成できるのだが
北海道の端っこだったり
九州の隅の方だったり
かなりの辺鄙な所に点在するので
もうあちこちに出かけて行くエネルギーは枯渇してしまった
そもそも、そういうことを
ほとんど仕事の遠征にかこつけてやっつけてきたので
旅から旅の日々がすっかり昔話になってしまった昨今は
東京にいてもJRを使わない日の方が多い始末だ

で、数少ない未乗線の一つが越見南線
1986年に廃止され、今は長良川鉄道となっている
今日の仕事場から、ほんの徒歩数分のところに
長良川鉄道関駅がある

  関駅ホーム1  関駅ホーム2  レール

  車両

久しぶりのローカル線、ローカル駅、レールバス
ああ、乗りたかった

  廃線跡

しかも、こんな見事?な廃線跡まで残っているではないか
これは元名鉄美濃町線の遺跡だが
後で調べてみると、復活というウワサもあるらしい
なので、いつでも線路が敷ける状態が保たれていたのかもしれない

たぶん、この町を訪れることはもうない
ないだろうな…
ちょっと残念だ
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テーマ:旅行日記
ジャンル:旅行

「きたぐに」といえば

「きたぐに」といえば、先日駅でこんな光景を見かけた

  IMGP5206.jpg

傍らでイベントを盛り上げる? 謎のゆるキャラ

  みこみこ

どうやらこの子は、能登野菜応援キャラクターの
「みこみこ」くん? 「みこみこ」嬢? らしい

ああそうだ、金沢に遠征したんだったっけ

テーマ:つぶやき
ジャンル:日記

「きたぐに」の思ひ出

ああ、そうそう
客席の天井が崩落するなど
大きな被害を受けた郡山市民文化センターが
やっとこさ復旧工事を終えて
一年と一週間目にリニューアルオープンを果たしたのだった
復活記念のイベントは「全国合唱祭」
さすが楽都・郡山を自認するだけのことあって
全国大会の常連が何団体も市内から出演する

さて、その前日にJRダイヤ改正があり
新幹線では100系300系が引退 
寝台特急「日本海」と寝台急行「きたぐに」が
定期列車としてのラストラン
また小田急のロマンスカー10000系・20000系も引退した

乗車機会としては、圧倒的に新幹線やロマンスカーなのだが
思い出としては「きたぐに」だろうか
「日本海」も「きたぐに」も
大阪と北陸・東北を結ぶルートなので
たぶん両方合わせても10回前後しか利用はしていないか、と
大阪も北陸も東北も、そもそも旅先
遠征中にダイナミックな移動をするので
どうしても印象も強く残る

特に、最後に乗った時は劇的だったので
忘れられない旅先からの旅になった
7年前、一ヶ月滞在中の大阪から新潟に往復した時のことだ

その時に、某所に書いた日記

05/04/04

急遽新潟に行くことになった
梅田に飲みに行くついでに
みどりの窓口で急行きたぐにのチケットを購入
普通列車に改造された583系は今でもたまに乗るが
オリジナルの電車寝台に乗るのは何年ぶりだろう? 
まして夜行急行なんて
いまや583系の定期運行はこの列車だけになってしまった
大阪で20時まで拘束されていて
翌朝9時半には新潟にいなくてはならないので
選択肢は2つ
新幹線~自宅~新幹線か夜行移動だ
たまっているであろう郵便物に目を通したいとも思うのだが
一時帰宅時間はたぶん6時間あまり
若い頃ならそのまま完徹で出かけられたが今はまるで自信がない
そのまま10時間労働に突入なので無理もできない
大阪に戻っても移動日なしで仕事なのでバスもしんどい
ってことで583系へのノスタルジーも含めて
連夜のきたぐに乗車を 選択することにした
乗車までの数時間は大阪で友人と飲み
新潟では寿司屋も居酒屋も待ってくれている… はず
勤務中はたぶん一歩も仕事場から出られないだろうし
ああ,それだけが楽しみかもしれない
終電近くになんばに戻り
キャベツ焼の店をのぞいたらまだ営業してた
迷わず購入,それをあてにまた飲んでしまった
う~ん,飲酒は一日一回と決めてたのにな

05/04/10

無事に仕事を終え
新潟駅前で東京に戻る仲間と別れ
一人東急イン裏手の小さな飲み屋を目指した
頻繁に訪れる土地でもないし
日帰りばかりであまり顔を出すこともなくなってしまったが
駅前ならここ,と決めている店だ
仕事を無事終えた開放感が気分をちょっぴり高揚させる
嗚呼しかし… 店は休みだった
店の外に掲げられた
本日のおすすめ(前日のものか)の書き込みがうらめしい
しかたない,どこかに飛び込むか
かすかに賑やかな喧噪がもれてくる店に
何となく匂いを感じて暖簾をくぐる
すでに常連客でほぼ満杯の店内には
おいしい匂いが漂っているが
カウンターの中の店主は常連との会話に忙しく
こちらを一瞥することもない
店の中の誰もが闖入者にまったく気付かない
こういう店はイチゲンにはいたたまれない
そそくさと退散
三軒目はやや大衆酒場風で
窓越しにのぞくと混んではいるが
カウンターも適当に席がある
よし,今夜はここだ
付き出しはきんぴら
しゃきしゃきした歯触りが心地よい
特刺盛は小ぶりのつけ台に
バイ貝・甘エビ(子持)・カンパチ・のどぐろ ・タコ
厚い切り身がてんこ盛りだ
赤魚の煮付けは身が弾けていて,鮮度を主張している
久しぶりに食べる
東日本のやや醤油味が勝った味付けが懐かしい
肩すかしを食って下がったテンションが急激に回復した
クラシックラガーの大瓶を早く空け
日本酒に移りたくなった
酒と一緒に,サービスですと言って白菜の漬け物を出してくれた
さらにイカ丸焼
余所の客が頼んだ煮込みが美味しそうだったので
調子に乗ってそれも注文
大きな鍋から取り分けるのをみて
人気の肴であることがわかる
大ぶりの豆腐に適度に味が染みていて
選択が正しかったことを実感
〆張月~久保田千寿~五郎八(にごり)と進み
最後にお茶をもらうと、「お口直しに」とまた漬物が
これで4000円だった
大満足で2夜連続の夜行に乗り込んだ

未明に携帯が震えた… 気がした
しかし,確認のボタンを押したかどうかも記憶がない
金沢に到着したあたりで目が覚めた
携帯にはメッセージが残されていた
「どうもです,昨日師匠が京都でリハ中に倒れ
 そのまま死んだらしいです
 詳しいことはわかりません
 真偽のほどもわかりません
 また連絡します」
後輩からの連絡だった
ぶっきらぼうな物言いが事の急を伝えていた
しばらく寝付けず,mixiったりネットで検索をかけてみたり
しかし,情報はつかめず
車窓から見える、早朝の京都の桜は見事に満開だった
大阪駅のキオスクはまだ閉まっていて新聞を買うこともできず
結局ホテル隣のファミマで買い求めホテルに戻った
死亡記事は掲載されていなかったが
パソコンに死去の事実を伝えるメールが何通か届いていた

彼に出会うことがなければ
私の人生は今と全く違っていただろう
恩師であり,幻の仲人であり
結婚記念日がエイプリルフールになった原因を作った人だった
つい2週間前、彼の指揮で歌ったばかりだったのに
それが最期になってしまったとは…
それにしても
京都の満開の桜の中で逝くとはなんと粋な最期なんだろう

合掌

テーマ:鉄道旅行
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