プロフィール

Author:紫陽花亭瓶輔
「清く正しく」より「美味しく楽しく」をモットーに
日夜、不規則正しい糖質制限とアルコール消毒に励む飲んだくれ後期ミュージシャン

目下の関心事:陽だまりのねこ、大衆酒場、コの字カウンター、落語、料理らしきものの捏造、男子投げやり、自炊、糖質制限、人生の断捨離、東京Swallows(順不同)

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志の輔らくご in PARCO 2012

新春恒例? 志の輔らくご in PARCO 2012へ

  志の輔らくごポスター


恒例とは書いたが、実は今
もっとも入手困難な落語会の一つ
この抽選に3年連続当たったのだから
毎年2月以降、全くツキに恵まれないのも道理だ

  志の輔らくご ロビー

パルコ劇場のキャパは458席
公演は1月5日から1ヶ月間に24回
志の輔師は「武道館でやれば一日で済むんですけどね」と笑わせる
ざっと1万人が高座に接しられる訳だが
これがどうして、チケットがなかなか取れない

そのせいかどうか
この落語会には、何か特別な
「私は、オレは、チケット手に入れられたんだぞ」
みたいな昂揚感とでもいうような空気が感じられる
…ような気がする

演目は全公演同一で
今年は新作二席に、中入り後に古典の長講一席
まだ公演中なのでこれ以上は触れられないが
中入り後の噺は、家元との大切な思い出がある
そう語っていた
今年も様々な趣向あり演出有りで
そうした付加価値も含めて、ここでしか味わえない会だ

例えば過去上演された「歓喜の歌」では
サゲが終わると同時にステージの背景が開き
雛壇に並んだママさんコーラスが「歓喜の歌」を合唱し
志の輔が衣裳を引き抜きで燕尾服風な衣装に早変わりし
指揮の真似をするという演出もあった
この「歓喜の歌」は後に映画化・TVドラマ化もされている

15時開演で、17:45終演
今年は何とか3時間以内に収まっていた
しかし、独りで2時間半喋り通しなのだから、大変な体力と精神力だ

志の輔も、再来年には還暦を迎える
今、最も脂の乗った噺家だが
馬生が、志ん朝が、柳朝が、せっかちに逝ってしまい
談志までが旅立った今
どうかどうか長生きして、さらに円熟を増し
枯れた高座も見せてほしい
まぁ、てめーが生きていることが前提ではあるんだが

来年も果たして当たるだろうか?

落語会がはねた後は、三茶に移動
もう20年来の行きつけ「味とめ」にて楽しい反省会
東京で、ある意味一番濃い酒場の一軒だ
「三岳」を久しぶりに痛飲して帰宅

  くじら竜田揚
  ああ、鯨竜田揚げ!

  刺身  島らっきょう  古漬

  うなぎ串  いわし天盛  まぐろアボカド

何皿か、撮り忘れていたかもしれないが
まいっか

楽しく濃い一日だった


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テーマ:落語
ジャンル:学問・文化・芸術

圓丈師はえらい

家元に浸る家元三昧の一日だったが
飲みながら「粋ダネ!」のちょいとばかし以前の録画を見ていた

   BS11 粋ダネ! 

土曜の晩に、ほとんど誰も知らない放送局が
人知れずやっているトーク番組だ
今年の秋からは、ゲストが落語家ばかりになり
最近やたらと増えている落語番組の一つになった

今夜見た回のゲストは三遊亭圓丈師
この番組はトーク前に平気でゲストとビールで乾杯したりする
師匠は酒をたしなまないから、とお茶とお菓子が並んだが
糖尿気味だと言って
用意された栗きんとん(大きさからいってすや?)を1/4しか食べなかった
酒も飲まないが、甘い物も食べないという
しかも、主食も抜いているという
そうか、糖質制限してるんだ
その単語はご存知ない様子だったが、主治医からも奨められているとのこと

ホステス役(横丁の女将)の魚住りえは「でんぷんダイエットですか?」
みたいなことを言っていたが、糖質制限くらい勉強しときなさい

と、感心していたら、毎朝バナナを2本食べてるとか
あれれ?
師匠、バナナはでんぷん食品ですよ

ちなみにこの番組、ゲストは2週続けて出演する
翌週のオンエアでは「師匠は狛犬マニアなので」と
ウケ狙いの狛犬サブレが出されたが
圓丈師、なんだかんだはぐらかしながら
結局口をつけなかった(ようだ)

家元を巡る報道の中で「糖尿の悪化」という言葉が気になっている
がんばかりクローズアップされているので詳細不明だが
きっとカロリー制限すらろくすっぽしてなかったに違いない

その点、圓丈師はえらい
さすが、いずれは圓生の名跡を継ぐ??? かもしれない噺家だ
出ることもないだろうけど
秘密のケンミンショーにだけは出演してほしくない

テーマ:落語
ジャンル:お笑い

談志が死んだ

タイムリーにしては、あまりに早過ぎる追悼本
…ではなく、すでに8年前に出版されている本だ

  談志が死んだ  談志が死んだ 裏

以前読んだ記憶があったので
家の中をおざなりに探してみたが見つからなかった
血眼になって探しても多分見つかるまい
そうやってうっかり買っちまうドジも時にしてしまうのだが
残念ながら今は絶版のようで、買うこともできない貴重本だ
(でも、きっと復活増刷するのではないか?)

 当時、いやもっと以前から
 家元自身は、この回文を気に入っていて
 あちこちでネタにしていた
 死因は「ふとした病い」がいいんだ、とも
 それを弟子達がまたネタにし
 「ふとした病い」ではなくて「天罰」だろ
 と、盛り上がるのである

図書館に予約を入れたら、意外にも借り手がいなかったようで
すぐに借りることができた
自炊したいのはヤマヤマだが、それは御法度ですね

まさに、読み時が来た!
今、これを読まずして… と言える本なのである

さらに、まさにというタイミングで
家元から二度破門された唯一の噺家・ブラック師の落語会があり
その予約も取ることができた

たまたま在宅していたので
ふだんは見ないワイドショーも片っ端から録画し
貴重な談志関連映像を集めることができた
それができたことは幸運だったが
問題は、その「たまたま」が当分続くことであるorz

そんな訳で、個人的家元追悼企画は粛々と進行中だ

テーマ:落語
ジャンル:お笑い

だんしがしんだ

談志が死んだ、はお約束の回文
NHK6時のニュースはトップ扱い
幸か不幸か、晩年の高座には縁がなかったが
90年代には随分生に触れることができた

直接の死因は癌のようだが
糖尿が悪化して、と聞くと胸が痛む

文楽、志ん生には間に合わなかったが
志ん朝、談志にはそれなりに触れることができた
いい時代だったが、それも終わってしまったか

手元にもiTunesには約70席
DVDと合わせるとたぶん100席以上の噺がある
DVDは番組を録画したものなので
かなり貴重なものもある
ささやかな老後の楽しみなのだ

談志師が遺してのは、噺や生き様の伝説だけではない
志の輔、談春、志らく、ブラックなどなどという
多士済々な弟子を世に送り出してくれた
これにも感謝


そうだ、そんな本がそういえばあったな、と
「談志が死んだ」をさっそく図書館に予約した
アマゾンでは中古本が¥4000から¥18000の値をつけているらしい

今夜は師匠の高座をBGMに飲むか…
「芝浜」「らくだ」「黄金餅」
何から始めるか
シャンパンじゃないけどスパークリング開けちゃおうか

死亡のニュースはどうやら本当らしいので
飲んだら夢だった、ってことにはならないのだろうな

テーマ:落語
ジャンル:お笑い

9月13日に思う

29年前の今日、十代目金原亭馬生師が亡くなった
54歳だった

単なる偶然に過ぎないのだが
今日54になった紫陽花亭は、ちょっと偶然以上のものを感じている

名人古今亭志ん生を父とし手持ち、弟は巨星古今亭志ん朝
けっして派手でもなく華麗でもない馬生師の高座
生で接することができたのはたった数度だったが
片手には微妙だが、好きな噺家10本指には確実に入る
端正で体全体から噺家のオーラが匂ってくるような
噺家らしい噺家だったように思う
早世してしまったが、昭和の名人の一人だ

無類の酒好きで、起きるとまず冷酒をコップ一杯
つまみはほとんど食べなかったという
そのせいだったんだろうか、死因は食道癌だった

去年、美空ひばりに追いついた時も感慨ひとしおだったが
とうとう馬生さんにも追いついちまったか
当時は半世紀以上も生きるなんて
遙か彼方の想像を超えた世界だったが
実際になっちまってみると
20代の頃が、つい昨日のように思えるのが不思議だ
もう体力もお肌の艶も、遙か太古の昔の追憶なのに
糖質制限を始めて2年半
10kg以上も体重が減少し、当時のサイズに戻ったのは
嬉しい副作用だ

さて、次は誰に追いつくんだろうか
そう思って調べたら一週間後の20日に
林家三平師がやはり54歳で亡くなっていた

馬生さんと三平さんが、同じ歳で亡くなっていたというのも
ちょっと以外だったな

テーマ:落語・演芸
ジャンル:お笑い

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